“SWKNIT”(スニット)のこだわり

“SWKNIT”(スニット)のこだわり

気軽に着れてガシガシ洗える普段着の王様スウェットと、
私たちの愛する、どこか優しく上品なニットをミックスし、生まれた”SWKNIT”(スニット)

”10年着てもヘタれない洗えるタフなニット”を目指し、
素材、編み、縫製、仕上げと様々な技術や工夫 こだわりを、ご説明致します。

素材 素材

素材

素材 素材

表層は30番の毛羽の少ないコーマ綿
裏層は無撚糸の肌触りの良い無撚糸のコットン
通常の裏毛と違うのは、中層にSOLOTEX*1を使用しています。

そのため、風合いを損なうことなく適度な伸縮性が生まれ、
SOLOTEXの持つ形態安定性で着用時のシワや、洗濯後の型崩れを抑えます。

*1 SOLOTEX
帝人フロンティア株式会社が開発した、
柔らかな質感・風合いと形態安定性を併せ持つ高機能素材、特殊なポリエステル素材

編み

編み

編み

一般的なセーターと、Tシャツやスウェットに代表されるカットソーは、一本の糸をループ状にして編んでいく編み方はどちらも同じです。
稼働効率を、求めたカットソーの編み機は、シンプルで編み目が細かいハイゲージがものが多く、セーター用の編み機は、複雑な編み柄は可能なもののカットソーに比べると編み目が粗くなります。

スウェットに使われる裏毛に関しては、パイル編機で編まれており目の粗いニット編み機では再現が難しいとされてきました。

アンユースレスの試みに共感していただき、工場の協力と新たな素材との出会いにより、試行錯誤の上、三層構造のニット裏毛編みが完成しました。

スレッド編み*2やプレーティング*3など様々なノウハウが詰まっており、吊り編み機のように、通常の編みの3倍以上の時間をかけ編むことで、今までにない編地を、完成する事ができました。

*2 スレッド編みとは、編地の中に異なる糸を編み込みながら、模様や柄を作る編み方です。
*3 プレーティングは2本の糸を編地の表と裏に分けて編むことが出来る編み方です。

縫製&仕上げ 縫製&仕上げ

縫製&仕上げ

縫製&仕上げ 縫製&仕上げ

一般的なセーターでは使用されることのない、耐久性に優れた三本針ミシンで縫製しています。縫い目も凹凸がなく平らなため、着用時のごわつきも軽減されます。
また着用時に伸縮が必要な衿リブの縫製には、ニットならではのリンキング縫製*4を併せて使用しています。

コットン素材のTシャツやデニムは、初めて水に付けたときに水を吸いすぎて収縮する特性があります。 そのため、裁断前にガーメント*5を洗い、しっかり乾燥させることで収縮を安定させていますので、ご購入後の洗濯では、寸法の変化は起こりません。

*4 編み目の1つ1つに縫い糸を通す縫製方法で、伸縮性が有りセーターに適した縫製方法です。
*5 ニット業界では身頃や袖のパーツの大きさに編まれた編地のことをガーメントと呼びます。

swknit
swknit
swknit
swknit
swknit

試行錯誤を繰り返し、完成したスニット
アパレル検査機関の洗濯試験でも結果は満足のいくものでした。

通常のブランドは1回の試験結果で洗えるニットとして販売しますが、
私たちが目指しているのは

”10年着てもへたれない洗えるタフなニット”

10年間の着用テストをしたいところですが、それは不可能…
春、秋,冬の着用で年間10回の洗濯x10年と仮定して
100回の洗濯試験を行いました。

タフの証明 洗濯100回耐久

洗濯100回耐久
  • 洗濯100回耐久

    洗濯前

  • 洗濯100回耐久

    100回洗濯後

洗濯試験結果

洗濯試験結果

100回洗濯結果

外観:蛍光剤入り洗剤で洗濯のため若干の色の変化がありました。
蛍光剤入りとなっています。
30回洗濯後・60回洗濯後・100回洗濯後に外観のチェツク、検寸を行いました。

各回の洗濯経過でほぼほぼ寸法の変化がないという結果に。
裾リブはダレることなく、しっかりとしたテンションを維持。
風合いの硬さが見られますが、連続の洗濯の影響が大きくなっています。

サンプルのためブランドネームの取り付けなし

試験方法

C3M法で行いました。いたってノーマルな洗濯方法です。
※洗濯ネットに入れて洗濯後、ハンガーにかけて吊り干しで乾燥しています。

洗濯試験結果

試験結果の示す通りタフに仕上がりました。

あくまで試験結果であり、10年間の着用を保証するものではありません。

ハードに着て優しくケアし、これからの10年を共に月日を重ね
エイジングを楽しんでいただければと思います。

次の10年を共に
”10年着てもヘタれない洗えるタフなニット”
是非、袖を通してみてください。